MG 真武者ガンダム 製作記③(名前旗)

前回の刀掛台に続き、5月人形仕様に変更する改造です。

 

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戦国の陣では、木札風ネームプレートが2枚付属します。「戦国の陣」と「真武者頑駄無」のシールを貼ることでネームプレートになります。

 

これを利用して5月人形に添えられる名前旗をなんちゃって作製してみました。

製作としては、画像データを作成し、シール印刷をして貼るだけです。

 

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まず画像データの作成です。

私はCLIPSUTDIOを使用しました。ペイントでもできなくはないと思いますが、イラストレーターとかレイヤーでの作業ができるソフトが便利です。

 

趣味でお絵描きしているわけではないので、レイヤーの使い方とか不慣れで数時間かかりましたが、慣れている方はすぐにできると思います。

 

ネームプレートは縦60mm×横40mmなので、画像サイズも合わせています。

 

一つ問題だったのは、「フォント」です。明朝とかの既存のフォントであればすぐにできますが、折角なので筆字フォントとしたい。いろいろと探したのですが、無料の筆字フォントって少ないんです。

 

こうちゃんの場合、フリーのフォントで「介」は使えたのですが、「孝」が使えず、手書きでそれっぽく作りました。(パパの頑張りポイントです)

 

 

データが できあがったら、シールに印刷です。

使用したのは上のエーワンのシールです。

最初は画像データで金を表現しようとしたのですが、色塗りセンスがないことに加え、インクジェット印刷で金色って表現できないんじゃね?って気づいてしまったんです(実は金色に見せようと何時間かCLIPSUTDIOと戦いました)。

 

ですが、駆逐された私の心にも救いの女神はいたようで、ゴールドのインクジェットシール用紙があったんですよ!諦めてプロに金色印刷を頼もうかと思っていたのは内緒です。

 

注意点としては、このシールのゴールドがギラギラした金色ではないことです。

Mr.カラーのゴールドのような輝きは落ち着いているような金色です。

 

名前の部分を完全な白データにすると、下地のシールの金色になります。

データを改変しながら試し刷りが必要です。

コツとしては文字に黄色を透過性30%くらいでグラデーションをかけてデータを作成すると、ちょっと輝きを表現できます。こういう調整はイラストソフトでは簡単にできるので便利です。

 

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印刷後は切り抜き貼るだけです。

このシールの粘着力は付属のシールより強いです。シールに気泡が入りやすく、綺麗に貼るのが難しいです。一部色が剥げてしまいましたが、完成時にはやり直します。

 

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ひとまず今年の初節句はこの状態で迎えました。

来年には塗装・完成させます。

MG 真武者ガンダム 製作記②(刀掛台)

5月人形として、真・武者頑駄無を飾るにあたり、個人的にしたいこととして刀を飾りたい。

 

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「戦国の陣」では銃と刀を専用の台に置けるようになっています。たしかにこれも良いのですが、刀剣ブームでもありますし、刀を飾りたい。でも、キットでは銃と鞘を置くために固定部分が刀身には大きく、傾いてしまいます。

 

その問題を余剰パーツを用いて克服できたので、ご紹介します。

 

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使用するパーツはIの⑭×2です。

 

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左が加工前、右が加工後になります。

写真にちょっと写っている金属ヤスリでガリガリ削って合うように調整しました。

加工道具は何でも良いですが、短目の金属ヤスリは削りが速いです。このヤスリは模型にはまっていた12年前くらいに神戸まで買いに行った記憶が蘇ります。鬼ヤスリとかそんな名前だった気がします(どーでもいいですね)

 

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加工するとこの通り銃を置く上部の隙間に合います。気になれば、もう少し加工して面一にしても良いですが、あまり目立たないのでこれでOKとします。

 

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これにて安定して刀を置けるようになります。刀掛と言うそうです。

けっこう簡単な改造なのでおすすめですよ。

MG 真武者ガンダム 製作記①(素組み)

模型復帰の第1作目は「MG 真・武者頑駄無(戦国の陣)」です。

多くの方がレビューをしていますが、息子のための5月人形に作製していきます。

今年は間に合いませんが、来年の端午の節句には塗装済で完成させて飾りたいと考えています。

 

まずは素組みから。久しぶりのMGなのですが、このキットも10年くらい前のものなので、最近のMGとはやはり勝手が違います。

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この脚のフレームがよく考えられてできているのですが、可動部のシリンダーがけっこう固い…。可動部は塗装が剥げるので、私はアルミシールで行うのが好きなのですが、バラせないし、スペースないし、今回は無理そう。

 

ま、ケースに入れて飾り用なので可動させることはほとんどないのですが、塗装派に泣かせのフレームです。

 

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このキット全体的に言えるのですが、 パーツ同士がガッチリはまってしまい、分解するのがかなり大変です。

 

後ハメ加工を多めにしっかりとしないと外せなくなります。

 

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 ピンを短くするだけでなく、受ける穴の方もスリットを入れて、後ハメをしっかりしています。↑写真の脚装甲の金色パーツが折れやすいと紹介されていましたが、たしかにそのままはめてしまったら外せないと思います。

 

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私は肩装甲の写真のパーツを間違えて外せなくなり、折れてしまいました。

この部分は接着剤で止めても塗装は大丈夫な部分だったので良かったですが、塗装する方は後ハメをほんと気を付けて行ってください。

 

 

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 なんとか素組みできました。プラ感のチープさはありますが、屏風もついてなかなかの5月人形になりそうです。

ご挨拶と息子へ

今日からブログ再デビューしました、こうちゃんパパと申します。

 

10年前、ガンダム00くらいまでは積みプラに囲まれ、エアブラシ塗装からスクラッチ、模型サークルに参加するなど精力的に模型活動をしていました。そのころは模型ブログもなんちゃってしていたものです。

 

大学卒業と同時に、社会人になってからは模型に時間を割くことができず、工具などは押入れに押し込み、積みプラは引越しと同時に大量処分し、模型ライフから遠ざかっていました。

 

10年を経て、今年の2月に長男が生まれました。ずっと待ちに待ったわが子です。10年前、ワンダーフェスティバルに参加していたころ、いつか自分の子と一緒に模型を楽しみワンフェスに参加したいと考えていました。

 

そんな僕が息子と模型を一緒に楽しみたいという夢に向かって、リハビリしながら模型復帰していくブログです。

 

とりあえず全然切れないデザインナイフとニッパーを新しくするところから始めます。

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タミヤ薄刃ニッパーってサクサク切れますね。ゴッドハンドさんのアルティメットニッパーってもっとヤバいと聞きます。道具から浦島太郎ですが、はじめていきます。

 

 

 

こうちゃんへ

パパの拙い知識と技術で、こうちゃんのためにまず5月人形をつくるよ。

へたっぴだけど、パパの製作記をいつか読んでくれるといいなぁ。

パパは運動できないし、音楽もできないけど、模型なら少しは教えられるよう勉強していくよ。

いつか一緒に模型をガチで楽しもうね。